SIBO(小腸内細菌異常増殖症)は精神症状とも関係がある

 

SIBOは、日本語では小腸内細菌異常増殖症と訳されるため「腸の病気」と思われがちですが、

  • うつ状態
  • 落ち込みやすい
  • 自己肯定感が低い 
  • イライラ

 などの「精神的な症状」もよくみられます。

 

そのため、「心の病」と言われている精神病を腸から(SIBOの改善)治していくこともできるのではないでしょうか。

 

 

精神的な症状を伴うSIBOの人によくみられる症状

 

<精神的な症状>

 

・攻撃的になる

・うつ状態(鬱)

・感情の抑制ができない

・判断がうまくできない

・引きこもり

・自責の念が強い

・過度の目的志向

・幻覚、幻聴(統合失調症)

・不眠、悪夢

・感情表現の欠如

 

など

 

 

<身体的な症状>

 

・胃腸が弱い(下痢や便秘、お腹のはり)

・食後に眠くなる

・めまい、ふらつきがおきる

・目がかすむ、眩しい

・甘いものが食べたくなる、

・朝起きられない

・冷や汗、動悸

・偏頭痛、締め付けられる頭痛

・疲労、思考力低下

・口臭、肥満

 

など

 

 

 

 


なぜSIBOが精神症状を引きおこすのか

 

「なぜ上記のような症状が出るのか」というところを説明していきます。

 

 

まず、SIBOで小腸内に細菌が増えすぎてしまうと、過剰なガスにより十分食べられなくなります。

 

また、食べたものが細菌のエサ(特に糖分)となり栄養として吸収されにくくなります。

 

それにより、糖が不足し「低血糖」になります。

低血糖では甘いものが異常に食べたくなりますが、そこで砂糖が多く入ったお菓子などを食べると、

急激な血糖値の上昇が起きたのち、急激に血糖値が下がり再び低血糖をまねくおそれがあります。

 

低血糖になると、糖を補うためグリコーゲンが分解され、その際に「アドレナリン」が大量に分泌されます。

 

アドレナリンは、血管や心筋を強く収縮させるため、動悸不整脈不安緊張などがおこることがあります。

 

アドレナリンが大量に分泌され続けると、アドレナリン代謝物である「アドレナクロム」という麻薬類似物質が大量に作られ、

 

パニック障害」や「統合失調症」につながる精神症状をひきおこします。

 

 

また、「>リーキーガット」により炎症が続くと、「脳でも炎症」がおこり、セロトニンの減少による「偏頭痛やPMS」、「うつ」などにつながります。

 

 

 

 

 

SIBOを改善していくことで精神症状を減らしていける

 

SIBOを改善していくために重要なことは、まず第一に「食事内容」です。

 

「食事を変えただけでよくなるわけない」と思うかもしれませんが、一度自分がいつも食べているものは何か思い出して下さい。

 

朝からパンジャムを塗って食べ、お昼にはパスタサンドウィッチ、おやつにはホットケーキワッフル

 

夜はトマトをのせたサラダに唐揚げ、もしくはラーメンですか?

 

寝る前にケーキフルーツタルトなどのデザートを食べていませんか??

 

 

こんなことを聞くと、

 

「いえ、こんな不健康な食事じゃないですよ。朝はウィダーインゼリーで栄養補給。おやつはソイジョイ一本満足バーですし、

 

青汁野菜ジュースも飲んでます。」

 

 

と、自分は大丈夫という方がいらっしゃいますが、

 

 

太文字で記した食べ物は全部 SIBO を悪化させる食べ物なので、精神症状も悪化してしまいます。⚠

 

 

驚かれるかもしれませんが、逆に今食べているものと正反対のものを食べれば良いだけです。

 

それが「ディフェンシブフード」です。

 

 

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