「飲むだけで SIBO が治る特効薬」の様なものを探しているのならば、申し訳ないですがこの記事では特効薬の紹介はしていません。
なぜなら、今のところ「飲むだけで治る SIBO の薬」は存在しないからです。しかし、だからと言って読む価値のない記事を作っているわけではありません。
この記事は、薬やサプリメントを頼りに SIBO を治そうとしている方に、
薬やサプリメントに頼るという考えから、薬やサプリメントはあくまで補助的なもの
と、180度視点を変えることで SIBO を改善してもらうために書いています。
SIBO を治していくのに忘れてはならないことは、
です。
この二つを満たす最適な方法は、「食事」です。腸内細菌を含む私たちの体は、私たちの食べるのもによりその組成が決まっていきます。
小腸で増えすぎている細菌のエサになるような食べ物を避けることは、それらの細菌の餓死にもつながりますので、減らすことと増やさないことを同時に防ぐことができます。
SIBO で使われる薬のほとんどは抗生剤や抗菌剤で、「細菌を減らすこと」には特化していますが、食事を変えない限りまた細菌は増えていきます。
さらに、抗生剤や抗菌剤は減らす細菌を選ぶことができません。腸内細菌は綿密な組成が形成されていて、そのバランスも健康に関与しています。
抗生剤や抗菌剤の使用によってそのバランスが乱れてしまえば、健康を損ないかねません。
一方、食事は違います。
腸内細菌はその種により好む栄養が異なりますので、食べるものを変えていくことで、健康的な組成を自然に取り戻すことができます。
基本的には、食べるものにより菌を減らすこともできれば増やすこともできますが、それなりに時間がかかるというところがネックです。
そこで、サプリメントや薬をうまく使っていくことで改善を早めることが期待できます。
もともと、サプリメント( supplement )は「補う」という意味がありますので、症状の緩和や効果の促進として使用するのが好ましいのです。
例えば、「お腹が張って苦しい」という場合には、お腹の張りを抑える消泡剤(ガスピタンなど)を飲んでからご飯を食べる、飲んでから眠るなどの使い方をし、症状の緩和をしていきます。
お腹が張って苦しいからご飯を食べるのをやめてサプリメントから栄養を摂るというのは、できれば止めた方が良いでしょう。
栄養を食べ物からとらないクセが体についてしまいます。
さらに効果の促進の場合は、細菌を減らす補助などです。
例えば、ハーブ系のものや炭、重曹などは、カンジダ菌などガスをたくさん出すような細菌を減らしてくれます。
食間などに飲むことで、菌を減らす効果を補助してくれるでしょう。
サプリメントを選ぶ際は、その成分表示をよく確認しましょう。
第6回の、「SIBO が治らない人がやってしまっている悪い習慣」という記事でも書きましたが、
良かれと思い飲んでいるサプリメントが SIBO を悪化させている恐れもあるので、サプリメントは慎重に選びましょう。
具体的にどのようなことに注意して選べば良いかというと、成分表示を見て FODMAP や、発酵性の成分が含まれていないかをしっかり確認することが大事です。
果糖や食物繊維が含まれるサプリメントは、細菌にとっての一番のエサになるため、細菌を減らすどころか細菌にエサを与えてしまいます。
外国製のサプリメントでも、成分表示に「fructose」と書いてある場合は「果糖」が含まれているので注意です。
また植物油(リノール酸)が含まれているものも多く見かけますが、リノール酸は体内で炎症を促す成分が含まれているので好ましくありません。
「果糖(フルクトース)、食物繊維、オリゴ糖(難消化性デキストリン)、乳酸菌、ビフィズス菌、酵母、大豆、植物油(大豆油など)」などの成分には気を付けましょう。
私たち体質研究所は、桜ヶ丘整体院にご来院いただいたお客様や、SAKULABO へのご相談者さまの声をもとに、上述した注意点をクリアし、食事による SIBO 治療をサポートするためのサプリメント『ガットサポート』を開発いたしました。
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逆流しにくいため、オレガノの臭いが苦手な人でも大丈夫
食事による SIBO 治療と合わせて飲むことで、治療効果を促進できる可能性があります。
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